結論からいうと、実践しない知識はまったく意味がありません。
商品の陳列やPOP、販促キャンペーンって、売れるためのノウハウがあるんですね。ということは、知識として身につけられるということです。
そのためリラクゼーションサロンにアドバイスできる方ってサロン開業経験がなくてもできたりします。 コンサルタントとか、広告会社とか、中小企業診断士の方とか、専門知識が豊富なので、アドバイスができるんですね。
ただし知識と実践はまったく別モノということを忘れてはいけませんよ。
本を読んだり、アドバイスを受けたり、セミナーに通ったりすることは素晴らしいことですけど、身につけた知識を使わなかったら、現場でその知識はいっさい 必要ないといいきれます。 「本を読んで満足」「セミナーに行って達成感」ということはよくありますよね。
やはり実践して検証しながら改善していくことこそ意味があります。
現に商品陳列やPOPを想像するのは理想のカタチにできるけど、実際に商品を並べてみたり、POPを書いてみると全然魅力的にならないというむずかしさがあります。本当の理解は実践するまで分からないということですね。
ちなみに、わたしはサロン経営の経験があるので、そのむずかしさは身に染みてます。時間かけて自信もって陳列した商品を翌日に見ると、ダメな見本だと思えることもありました。今でもイチから素材を揃えるとしたら、コツコツ実践して腕を磨いていくしか方法はないでしょうね。
もちろん知識不要という話ではありません。知識やノウハウはムダ足を踏まない最短ルートづくりなので、どちらが欠けてもいけませんよ。