まずはリラクゼーションサロンの仕入について考えてみましょう。
施術にはマッサージオイルまたはクリームなどが欠かせません。サロンでもっとも使用するアイテムなので、開業の際にはどのような商品を扱うか、きっと吟味されたはずです。
その想いと同じこだわりを物販の商材仕入にも反映させましょう。
それがリラクゼーションサロンの世界観を作ります。
物販をする際には、商品知識が必要です。
しかし商品に精通していなくても、説明用にマニュアル化しておけば問題ありません。
アロマオイルを例にとってみると、
●気分
・リラックス → ラベンダー、マンダリン、イランイラン、ローズ etc.,
・すっきり → ペパーミント、ローズマリー、レモン、ライム etc.,
●季節
・風邪予防 → ティートリー、ユーカリ、 シダーウッド etc.,
・アウトドア → シトロネラ、レモンユーカリ、ペパーミント etc.,
・冷え → ジンジャー、ブラックペッパー etc.,
●美容
・むくみ → ジュニパー、サイプレス、ゼラニウム etc.,
・ダイエット → グレープフルーツ、フェンネル etc.,
などなどパターン化できます。お客様の悩みに合わせてすぐに提案できるようにしたり、季節のおすすめを考えておくなど、事前に準備しておくことで物販がスムーズになります。
単純な説明でも、サロンがどのような思いでその商品を扱っているかはお客様に伝わります。 自分自信が愛着をもっていたり、心からお客様におすすめできるような商材を扱いましょう。
なによりお客様のために商品知識を身に付ける必要があります。 物販は間違っても自分の知識の豊富さを披露する場や、売上アップのための絶好の機会と考えてはいけません。
商品知識は諸刃の剣で、精通し過ぎると、お客様不在の発想になりがちです。あくまでもお客様に喜んでいただくための物販です。逆転しないよう心がけましょうね。