サロン商材選びのコツ

リラクゼーションサロンの物販は商材選びで方向性が決まりますね。

過去記事「商材は施術と関係あるものを選ぶべき?」でも書きましたが、物販商品はサロンオーナーのセンスそのものです。関連商品であれば違和感なくお客様に勧められますが、サロンのコンセプトが反映できるのであれば、取扱商品を広げていくこともできます。

最初は難易度を下げるために、お客様がサロンに求める理由と近い商材を選びましょう。商品説明もしやすく、サロンの世界観を壊すことはありません。ただし売り手目線になると目的が売ることに偏りがちになるので、安直に決める前にもう少し掘り下げてみましょう。

たとえばネイルサロン。マニキュアを販売することはまったく違和感がありませんね。ただしお客様がどのような目的でご来店されているかを考えると、プロのネイリストにお願いしたいからなのは明白ですね。 自分で爪をきれいにしたいのではありません。

あくまでも例えですが、サロンで使用しているマニキュアを販売するよりも、ネイリストが美しく仕上げた爪を長持ちさせるようなグッズのほうがお客様に響きやすいはずですね。靴を購入したとき、店員さんが防水スプレーもすすめてくるのも同じ理由です。

「その商材は本当にお客様を楽しませることができるか?本当に役立つのか?」

もう一度お客様が喜ぶ姿をイメージしながら商材を選びましょう。