施術がメインのリラクゼーションサロン。
物販の商品は置いておくだけでは売れないという話を繰り返しました。
過去記事の「サロン物販の売れる販促」や「商品の魅力を伝えるコツ」のようにPOPやキャンペーンは必須ですが、今回は魅せ方をもう少し掘り下げてみましょう。
よく見かけるのが、パッケージを綺麗に並べる陳列。
よく認知された人気商品以外、お客様は使ってみたいと思うことはないでしょう。そこで商品の使用感が試せるようにパッケージを外し、種類ごとにテスターを準備しましょう。
販売商品のテスターはお客様が質感や香りを試すことができます。種類ごとにテスターを用意することで違いが実感できます。これがなければいくらPOPやチラシで訴求しても、商品の魅力はお客様に伝わりません。
お客様が 販売商品をテスターと間違って開封することのないよう、テスターには明確に区別できるような目印のシールなどを貼っておきましょう。テスターは複数のお客様が手軽に使用されるため汚れやすいので、きれいなお手入れもお忘れなく。美しいテスターは商品に清潔感を与えますよ。
仕入商材の中から1点をテスターにするにはコストが発生するため敬遠されがちですが、販促費と割り切って考えましょう。また、お客様に適格な商品説明をするため、サロンオーナー自身がその商品を使ってみることはとても大切です。実際に使ったことのない商品の説明はお客様の心を動かすことはできません。
テスターはお客様が手に取りやすい場所に置いて、思わず試してみたくなるような演出をしておきましょう。手間のかかることをひとつひとつ丁寧に行うことで物販の結果が変わってくるのは間違いありません。